コラム
クレジット現金化の犯罪
お金にまつわる犯罪は、常につきまとっています。
どの業界でも、悪徳業者、または詐欺師はいることでしょう。
クレジット現金化では、悪徳業者はありがちですが、利用者を偽った詐欺師がいることも確かです。
こういう厄介な存在があるからこそ、利用者は不安になりがちで、現金化業者も利用者に関してはできるだけ情報を入手しようとします。
今回は業者が起こす犯罪について、考えていきたいと思います。
現金化後にトラブルがよくある
クレジットカードを使った現金化をしたい時は、取引業者を決めてお申込みをし、利用者の本人確認をした後に指示に基づいて手続きをしていただきます。
お申込みの仕方は、どの店舗も電話かwebからとなっていることが共通ですが、本人確認の為の書類提出は店舗ごとに異なっていることでしょう。
この種類の提出により、犯罪が起こりえるかもしれないのです。
初めてクレジット現金化をご利用される方ですと、信用できる店舗には言われたままに書類を提出してしまいがちで、その提出書類の中には、クレジットカード情報もあることでしょう。
クレジットカードは、有効期限とセキュリティコードさえあれば、誰でも利用することができます。
取引業者にカード情報がある限り、利用者のクレジットカードは現金化業者によって、不正利用されることも容易いことなのです。
現金化後にトラブルが起こることがよくありますので、取引業者の選定によって最悪な事態を招かれてしまうかもしれません。
決済額か送金額が違っている
クレジットカード情報を現金化業者に預けてしまった場合、最悪な事態として、どのような犯罪が起こりえるのでしょうか。
よくあるのが、決済金額と送金額が違っているということです。
カード情報が現金化業者のある限り、ショッピング枠残高内であれば、いくらでも不正にクレジット決済をすることができてしまいます。
契約上では、決済額は10万円と聞いていたのにも関わらず、カード会社から届きます利用明細書には、倍の20万円となっていたということも起こりえます。
当初は、決済額10万円で9万円送金で口約したのに対して、決済額が20万円ということであれば、換金率45%です。
カード情報を悪の手によって不正利用されたため、このような事態になってしまった例はいくつもあり、送金に関しても同じことが起こりえる可能性があります。
決済額10万円に対して9万円送金される約束が、たった4万5千円だったということもありました。
しかし、このような事態にされてしまったのにも関わらず、被害届が少ないのはどうしてでしょう?
泣き寝入り状態になってしまう
取引業者に騙されたのにも関わらず、クレジット現金化では詐欺の被害届が意外と少ないです。
クレジット現金化は、カード会社が定めている利用規約違反ということもあり、キャッシュバックを目的にショッピングをしたことが知られてしまうと、そのカードは今後利用ができなくなってしまうからです。
また、他の種類のクレジットカードの利用に関しても、何かしらの影響が出ないとは言い切れません。
それだけでなく、支払い残高を一括で請求されることにもなるでしょう。
お金が必要だから、クレジット現金化を利用したのにも関わらず、違う資金策でお金を用立てなくてはならなくなってしまい、元も子もありません。
このような事態になってしまうのであれば、クレジットカードが使えなくなるよりも、泣き寝入り状態を選んでしまう方が多いのです。
しかし、これは犯罪です!
どのような状況になろうとも、このような悪質極まりない現金化業者を許してはいけません。